2014年8月25日月曜日

北見→池田:ちほく高原鉄道ふるさと銀河線(旧池北線)廃線跡を巡る路線バスの旅

2014/08/14 木曜日

時刻は午前10時を回りました。釧網本線で知床斜里などにも行ってみたいですが、今日は網走から石北本線を旭川方向に戻ります。

キハ40の単行。もうこの旅ではいつものことになっています。

昨日は夜で見えなかった網走湖を望みながら列車は進みます。

北見に到着です。お疲れ様でした。

2006年までこの駅と根室本線の池田は「ちほく高原鉄道ふるさと銀河線(旧池北線)」で結ばれていました。

北見バスのターミナルで陸別行きのバスを待ちます。

12:15陸別に向かって廃線跡を進みます。

ちょうど席が埋まるくらいの乗客がいます。

でも市街地を抜けると乗客は数名になってしまいました。

30分程で訓子府(くんねっぷ)駅に到着です。

置戸(おけと)を過ぎるとひたすら山道の国道242号を走ります。

道路の左側にはかつてここに線路があったような風景が続きます。

車窓に突然レールが現れたと思ったら陸別駅に到着です。

北見から約1時間半。お疲れ様でした。ここまでの乗客はわずか3名でした。

網走と帯広のだいたい中間地点にいます。現在、鉄道だけで網走から帯広に行くには、釧網本線と根室本線で釧路を経由しなければなりません。

「幸福の黄色いハンカチ」のロケが行われたそうです。映画はずいぶん前に見ましたが確か健さんは網走刑務所を出所したばかりという設定だったと思います。

鉄道路線は廃止されてしまいましたが、駅周辺の数100mだけ観光用に単行気動車が運転されており、体験運転などもやっています。

運賃は¥300。CR75形気動車に乗車です。

今回も以前の「のと鉄道」や「高千穂鉄道」のような廃線跡をバスでたどる旅ですが、実際に走る車両に乗られるとは思っていませんでした。

そうこうしているうちに16:00。いつの間にか2時間が経過していました。ここからは十勝バス帯広行きでさらに廃線跡をたどります。

乗客は2名。前面展望席は荷物置き場の後ろです。

上利別を過ぎ。

足寄に到着。「幸福の黄色いハンカチ」にような駅がまだ保存されています。(雨で窓が少し濡れています。)

ひたすら続く直線道路。

本別ではトイレのための停車時間があります。

十勝平野をひた走ります。

あと20分ほどで池田に着きます。

午後6時、陸別から2時間かけて池田に到着。廃線跡をコンプリートです。バスはそのままあと1時間かけて帯広まで行きます。長距離の路線バスということもあり、ここでもトイレのための停車時間があります。

夕陽に染まる池田駅です。かつてはこの駅が網走へのスタート地点でした。

根室本線をキハ40の単行で進みます。

あともう一踏ん張り、いつものスタイルで揺られます。

帯広に到着しました。

市内は帯広平原祭りで大賑わいです。

今日は路線バスだけで3時間半、距離で100km以上、運賃で¥3,500位は乗車したようです。バスの揺れと祭りの余韻に浸りながら、床に就くことにします。

明日も鉄道の旅が続きます。(続きはこちら

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