2016年8月24日水曜日

名古屋→苫小牧:太平洋フェリー「きそ」乗船記(1)

2016/8/7 日曜日

名古屋港フェリーターミナルです。(ここまでの旅はこちらをご覧ください。)▼

今日乗船する太平洋フェリー「きそ」です。▼

B寝台。ネットからの予約時に場所は指定できませんが、ラッキーなことにアウトサイドの一番端。ここまで人は通路を隔てた反対の人以外(おじさんでした。)来ないので、寝台を出て気がねなく着替えができます。▼

寝て一畳ですが個室になります。ただ、ロールスクリーンを完全に閉めると熱が少し篭ります。幸い対面がいないので、下のほうを少し空けて使用しました。さて、出港の様子を見にデッキに上がって見ましょう。▼

炎天下のデッキ。とても暑いです。背後に名港西大橋が見えます。▼

係船索が外されました。出港直前のこの時間がとても好きです。▼

ウインチが巻き上がり、離岸開始です。▼

今日は定刻の19:00より4時間早く名古屋港を出港です。(太平洋フェリーでは、定刻の便は欠航。時刻変更となった便を臨時便として、キャンセルをしなければ予約は臨時便に振り替えられます。)▼

名古屋のビルジング達をあとにします。▼

まずは名港西大橋をくぐります。▼

手前の白い橋塔名港中央大橋、奥の青い橋塔の名港東大橋と3つ合わせて名港トリトンです。

金城埠頭越しに新日鉄の製鉄所が見えます。▼

製鉄所の先はIHIの知多工場ドック。このまま対岸は伊勢湾と三河湾を分かつ知多半島となります。

対岸の紀伊半島側は、木曽川と長良川の河口の中洲に位置する長島スパーランドです。以前、桑名から三岐鉄道で鈴鹿山脈方面を散策しましたが、桑名は海側にも長島温泉という散策場所があるというのを、海上からあらためて認識しました。

再び知多半島側。セントレアに着陸する飛行機が見えます。阪神からの宮崎・志布志行きから見る関空に比べると船から空港の距離が近いようです。

3年前のお正月は空港から伊勢湾を航行する船ばかり見ていましたが、今日は船から飛行機ばかり見ています。

伊勢湾を出ました。左手が神島。右手が渥美半島です。伊勢湾口は以前伊勢湾フェリーで横断しましたが、縦断するのは初めてです。今日は通常と違い明るい時間にここを航行するので縦断経路で渥美半島突端の伊良湖岬を押さえようとしましたが、部屋でモタモタしていて間に合いませんでした。

外洋に出ると台風の影響でそれなりに揺れていますが、酔い止めは飲んでおいたのでなんとかなるでしょう。

レストランでバイキングをいただきます。どうしても欲張って取ってしまいます。

日も暮れてしまいました。風の強いデッキには誰もいません。

午後8時御前崎を通過です。神奈川からお金を掛けて名古屋に行ったのに、また神奈川に戻っています。”時短のため”と”自分だけの時間を作る”どちらを選んでもその価値はPricelessです。今年の夏も自由な時間を買いました。

2船泊の1泊目。Pricelessな夜を過ごします。

明日は仙台に寄港します。

(続きはこちら




















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