2013年8月5日月曜日

新潟→小樽:新日本海フェリー「ゆうかり」乗船記

新潟駅バスターミナル6番乗り場から新潟港に向かいます。

末広橋で下車。バスはこのまま新潟空港へ行きます。

ここから北海道行きのフェリーターミナル(山の下埠頭)までは約10分の徒歩です。

すぐに鉄の城が見えてきました。

新日本海フェリー新潟フェリーターミナルに到着。

今日乗船する船は「ゆうかり」。午前10時30分発小樽行きです。

夏の北海道行きなので結構混んでいますが、昨年同時期に乗った大洗から苫小牧に行く「さんふらわあふらの」よりは若干空いているようです。

船内ではジャグリングショーなどのイベントが催されています。

船室はちょっとだけ奮発してツーリストS。いつものような2段ベッドではないので頭をぶつけません。寝て1畳以上のスペースがあります。ただし問題点は個室にコンセントがなく充電ができないことです。(ラウンジなど共用スペースのコンセント脇の席を充電が終わるまで旅の計画でも立てながらキープするしかありませんでした。)

デッキにはたくさんの鳥たちが出航に向けてスタンバっています。

新潟港・信濃川河口を出航です。

スタンバっていた鳥が船を追っかけてきます。乗客が投げるえびせんを器用にキャッチします。これは、鳥も人も飽きる防波堤を過ぎるあたりまで続きます。遊覧船などではよくありますが、長距離フェリーでは初めての光景です。

まだ眠いので少し寝ることにします。好きなときにいつでも寝られる。これが船旅のいいところです。(本格的に寝るときは靴下を脱ぎ、ズボンは短パンに履き替えます。)

お供はフェリーターミナルで買ったコシヒカリせんべいです。

小樽に向けて船は進みます。

海はとても穏やかで、冬の日本海のような荒波はありません。

フォワードサロンからの眺め。

昼寝、喫食、船内散策をしているうちにもう夕暮れです。船の時間はあっという間に過ぎていきます。(船の時間が退屈と言う人もいるようですが、個人的には今回の2.5倍くらい乗っていられそうです。これは普通列車でもいえることです。ただし、飛行機は2時間までのフライトはワクワクですが、10時間のフライトでは4時間でもう映画を見る気も起きません。)

後方には夕陽に染まる日本海。

日本海に沈む夕陽。今日は雲に沈みます。

黄昏の中をひたすら進みます。

カフェテリア式の「レストラン」で夕食です(昼食もここでした。)。調子に乗って取りすぎたような気がします。他にワンランク 上の船旅をお楽しみできる「グリル」気取らずお手軽にお食事をお楽しみいただける「カフェ」があります。ただし、オーシャン東九フェリーのようなさらにワンランク 下のアクティブに、しかもリーズナブルに旅をする人々の時間を鮮やかに彩る各種冷凍・レトルト食品を24時間いつでもチョイスできる「自動販売機」はありません。

あたりはすっかり暗くなりました。新潟行きの「らいらっく」と反航です。(放送で相手の船に手を振るようにとわざわざ知らせてくれます。)

「らいらっく」を後にして、「ゆうかり」は夜の海を進みます。

到着は朝4時30分と早いのでもう寝ることにします。今まで乗った船で一番サービスが充実しているようです(個室にコンセントがない以外は)※この後ツーリストSにはコンセントとTVが設置されました(2017年8月の乗船記参照)。

小樽の朝に続きます。

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